2018年05月07日

「木洩れ日に泳ぐ魚」恩田陸

直木賞のみならず、本屋大賞を2度までも受賞した著者の隠れた傑作!

舞台は、アパートの一室。
別々の道を歩むことが決まった男女が最後の夜を徹し語り合う。
初夏の風、木々の匂い、大きな柱時計、そしてあの男の後ろ姿-――。
共有した過去の風景に少しずつ違和感が混じり始め、
最後の夜≠ノ濃密な心理戦が繰り広げられる。
かつての恋人は、ひょっとして殺人犯なのか?
過去をめぐる物語は次々と意外な事実を明らかにし、朝の光とともに訪れる真実とは――。

「相手が殺人犯ではないか」というシンプルな攻防が続く心理戦が、
いつしか「事件の真相」以上に衝撃的な事実にたどり着く。
次々と明らかになる過去の秘密と、移ろいゆくふたりの心……。
互いの腹を探り合うスリリングな興奮と、
好きなのに疑ってしまう恋愛の切なさに一気読み必至の、傑作心理サスペンス。



当然ながら、読み始めは
主人公二人が、どんな関係せいなのか、どういう状況に置かれているのか、
何を話し合おうとしているのか全く分からず。

これはちょっとした、盗み見・盗み聞き状態。

喫茶店やファミレスなどで、隣の席で深刻そうな会話をしており、
ついついそちらに集中。
先が気になってしまいなかなか席を立つことが出来ない。
話の途中で相手が席を立ってしまったら、呼び留めることも出来ず、
その後もしばらくは気になってあれこれ想像してしまう。

そんな人間の本能とも呼べる部分をしっかり掴んでくる。
別れ際の痴話話かと思いきや・・・・・
・・・・・では終わらず、さらに・・・・・
え?
・・・・・ってこと?
・・・・・・・はい?
静かに、どんどん複雑な展開に・・・・・・思考停止してただひたすら盗み聞き。



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posted by のほほん at 13:00| Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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