2018年07月01日

「死刑にいたる病」櫛木理宇

鬱屈した日々を送る大学生、筧井雅也(かけいまさや)に届いた一通の手紙。
それは稀代の連続殺人鬼・榛村大和(はいむらやまと)からのものだった。
「罪は認めるが、最後の一件だけは冤罪だ。それを証明してくれないか?」
地域で人気のあるパン屋の元店主にして、自分のよき理解者であった大和に頼まれ
、事件の再調査を始めた雅也。その人生に潜む負の連鎖を知るうち、
雅也はなぜか大和に魅せられていき……
一つ一つの選択が明らかにしていく残酷な真実とは。
『チェインドッグ』を改題・文庫化。



面白くないわけでもなく、読みにくい訳でもないのに、
最初のうちはなかなかページが進まず・・・・

どこからかは忘れたものの、
止まらなくなり一気に終了。


自分の偏った思考の読むものには、
連続殺人犯だ、サイコパスだ、上手くいかない現実を受け入れられずにイラ立つだ、
珍しくもないパーツ。


たまには普段と違うジャンルの本を選ぼう!
なんて思ってもいつも通りの選択・・・・・


しかし、そんな偏った選択をし続けてもまだまだ、
驚かせてくれる本はたくさんあります。
ありがたい!


今回のサイコパスさんも素晴らしかったです・・・・・・
怖すぎ・・・少しずつしみ込んでくるイヤ〜な感じ。

ひどい奴だとわかっていても、好意を捨てることができない・・・・・
自分が選択した(させられた)ことで、他者に被害を与えてしまったことに対する罪悪感。


自分が選ばれたという優越感!
人間って認められたい生き物なんでしょう。


サイコパスにとっては、いっぱいまいた餌に食いついた一人にすぎない。
生きている間続ける、暇つぶしのようなゲームの一つに過ぎない・・・・・


幼少期のトラウマだの脳の傷だのいろいろ上げたところで、
見た目もあまり変わらず、同じように生活しているものの、

根本的に別の生き物なのではないのだろうか。








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posted by のほほん at 19:53| Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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