2017年11月09日

「七回死んだ男」西澤 保彦

同一人物が連続死! 恐るべき殺人の環。
殺されるたび甦り、また殺される祖父を救おうと謎に挑む少年探偵。
どうしても殺人が防げない!? 不思議な時間の「反復落し穴」で、
甦る度に、また殺されてしまう、渕上零治郎老人――。
「落し穴」を唯一人認識できる孫の久太郎少年は、
祖父を救うためにあらゆる手を尽くす。孤軍奮闘の末、
少年探偵が思いついた解決策とは! 時空の不条理を核にした、本格長編パズラー。


勝手に、大好きなおじいちゃんを救う使命感に燃えている孫の奮闘!
かと思っていたら、そうではなかった。

好きか嫌いかはわからないけど。


最後は、どんでん返しと言えば、そうでもあり、
ある意味ハッピーエンドで良かったかな。



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2017年11月07日

「道徳の時間」呉 勝浩

ビデオジャーナリストの伏見が住む鳴川市で、連続イタズラ事件が発生。
現場には『生物の時間を始めます』『体育の時間を始めます』といったメッセージが置かれていた。
そして、地元の名家出身の陶芸家が死亡する。
そこにも、『道徳の時間を始めます。殺したのはだれ?』という落書きが。
イタズラ事件と陶芸家の殺人が同一犯という疑いが深まる。
同じ頃、休業していた伏見のもとに仕事の依頼がある。
かつて鳴川市で起きた殺人事件のドキュメンタリー映画のカメラを任せたいという。
十三年前、小学校の講堂で行われた教育界の重鎮・正木の講演の最中、
教え子だった青年が客席から立ち上がり、小学生を含む300人の前で正木を刺殺。
同期も背景も完全に黙秘したまま裁判で無期懲役となった。
青年は判決に至る過程で一言、『これは道徳の問題なのです』とだけ語っていた。
証言者の撮影を続けるうちに、過去と現在の事件との奇妙なリンクに絡め取られていくが、
「ジャーナリズム」と「モラル」の狭間で、伏見はそれぞれの事件の真相に迫っていく。



なんだかんだ不満はありつつも、大多数の人間は幸せに暮らせているんだな。と。
子供は親を選べない。生育環境も自分で抜け出すことも出来ないし、
ある程度の年齢になるまではそんなことも思いつかない。
兄弟がいる場合、自分を置いて自分だけ逃げて行ったと、相手を恨み、
自分の事で精いっぱいで、一緒に連れて行けなかった自分を情けなく思い。

どちらの立場になっても、暗い影が付きまとい望んでいる幸せな生活はなかなか手に入らない。


日本人の「恥の文化」
欧米人の「罪の文化」
の部分に共感した。
日本人は、タバコのポイ捨て、立ちしょん等、悪いこととはわかっていつつ、
誰に対して悪いのか?
知人が見ている時は抑制できるが、
誰も見ていない、誰も気付いていないのならいいのではないか。と考える。

欧米人は、誰も見ていなくても、神が見ていると考える。

日本人のモラルの低さ、信仰の低さ。

この部分はもう、
個人レベルで意識を高めていくしかない。



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2017年10月27日

「神の時空 倭の水霊」高田崇史

『QED』や『カンナ』などの人気シリーズを持ち、
著作累計200万部突破の高田崇史氏が切り開いた、
歴史ミステリの新境地『神の時空』シリーズ第二弾!
横浜で起こった不可解な殺人事件と、東海地方を襲ういつ止むともしれぬ豪雨。
一見、無関係に思える二つの現象の背後に蠢く闇の存在……。
古代英雄伝説に隠された驚愕の裏面史を、現代のシャーマン・辻曲兄妹が暴き出す!

OLの涙川紗也は、横浜・レンガ倉庫近くで男の死体を発見。
現場を走り去った彼女は、容疑者として、警察から追われる身となってしまう。
その頃、東海地方では、いつ止むとも知れぬ豪雨が降り続いていた―。
一見、無関係に思える二つの現象。
だが、背後に蠢く闇の存在を感じた辻曲兄妹が探索を開始すると、
一人の古代史上の人物が浮かび上がってきた。その名は、日本武尊…。



読み始めてすぐに手を止める・・・・
調べる。
良かった!シリーズものだった。
前回といい、今回といい、何も考えてない割には、
シリーズものと気付きもせず、
そして1巻目、2巻目とダブることなく、順番に購入している自分を褒めてあげたい。

あらすじ読んで、自分をストーカーしていた男の死体を発見!
から始まるミステリーものだと思ってたし。

歴史って事実を記録して後世に伝える・・・・ではなく、美しく残す。
事実のまま残したら流石にマズいだろ!的な、
今やたらと使いまわされている、 
’忖度’


専門家たちも、正しいと信じている記録物を研究して、自分の解釈を語るだけで、
その場で見てきたわけではない。

となると、全ては誰かの想像?
その時の偉い人が、こうゆうことにしとけばいいじゃん(^^♪みたいな。
何を信じたらいいのか・・・・・
自分の目で見たもの以外は、信じられないぞ。




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2017年10月25日

「鬼変 討魔戦記」芝村凉也

浪人の子市松が父の死後、瀬戸物商身延屋の小僧となって一月余り。
ある日、人のいい身延屋の主夫婦は、見世の前で行き倒れた物乞い夫婦を手厚く保護した。
その夜、何者かの影が番頭、手代を刺し殺し、
いよいよ市松ら小僧の眠る部屋の障子に手をかける。
慌てて押入に隠れた市松は、信じられない惨劇を目撃した―。
人が“鬼”と化す不穏な江戸で、激闘が幕を開ける!
2011年『春嵐立つ 返り忠兵衛江戸見聞』でデビュー。
「素浪人半四郎百鬼夜行」シリーズは「この時代小説がすごい!2016年版」文庫書下ろし部門で五位入選。



普通の時代劇ではなく、ミステリーオカルト系のものについつい手が伸びてしまう。
非常に読みやすく・・・・・というか、読みやすすぎてさらっと終わってしまった。
たぶん、長編シリーズものだから、謎はそのまま残して次の作品読んでね!って感じなのか?

長編ものなんてずーっと読んでないからなぁ。
気が短いから、あんまり先延ばしにされてもなぁ。
その頃には、きれいさっぱり忘れてそうだし。
完結してる作品なら、ネタバレでサクッと疑問解決してスッキリ眠れるのだが、
始まったばかりだから、作家さんに聞きに行くしかないし。
まだ考えてないかもしれないし・・・・・

先を待つとしよう。




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2017年10月18日

「マリオネットの罠」赤川次郎

作家生活30周年記念。
赤川次郎の処女長篇。
“私の事を、父は「ガラスの人形」だと呼んでいた。脆い、脆い、透き通ったガラスの人形だと。
その通りかもしれない"…森の館に幽閉された美少女と、大都会の空白に起こる連続殺人事件の関係は?錯綜する人間の欲望と、息もつかせぬストーリー展開で、日本ミステリ史上に燦然と輝く赤川次郎の処女長篇。




オススメ記事によく出てきて、赤川次郎先品では、一番面白いとか。

デビュー当初から、人気作家で
よく読んでいたから、この作品もすでに読んでいるかも。

この方の作品はとにかく読みやすい。
あっという間に読み終わってしまう。

んで、探してみたもののどこにもなくて、
仕方ないからネットで購入するか。
と諦めていたら、見つけて即購入。
即読み終わる。


これも、いやミスだよね〜。
とっても不愉快。
なんか腹立つ。
犯人以外に同情してしまう。
あなたたちは何も悪くないんだよ〜。(たぶん)
ちょっと運が悪かっただけ。

読めてよかったです。











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2017年10月07日

「傷だらけのカミーユ」ピエール・ルメートル

『悲しみのイレーヌ』『その女アレックス』のヴェルーヴェン警部シリーズ三部作の最終作。
『その女アレックス』に続き、イギリス推理作家協会賞の2015年度インターナショナル・ダガー賞を受賞。 アンヌという女性が二人組の強盗に殴られ瀕死の重傷を負った。
警察からカミーユに電話がかかってくる。
アンヌの携帯の連絡先のトップにあったのがカミーユの電話番号だったからだ。
カミーユは病院に駆けつけ、アンヌとの関係を誰にも明かすことなく、
事件を担当することにする。
しかし強引なうえに秘密裏の捜査活動は上司たちから批判され、
事件の担当を外されるどころか、
刑事として失格の烙印さえ押されそうになる。
カミーユはいったいどのようにして窮地を脱し、
いかに犯罪者たちを追い詰めることができるのか。
シリーズ累計100万部突破。2016年「週刊文春ミステリーベスト10」第1位。


今回も「え〜〜っ???」
って展開です。
カミーユ可哀そう過ぎ・・・・・

まったくこの方の作品に出てくる犯人の
執念深さ、気の長さには感動します。

この執念を他に生かせば絶対成功者になれるっつーのに。
方向性を間違ってますよね。

まぁ、その目的を果たすために生まれた執念だから、他には向かわないのかもしれませんけど。



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2017年09月03日

「インデックス」誉田哲也

裏社会の人間が次々と惨殺された「ブルーマーダー事件」。
その渦中で暴力団組長・皆藤が行方不明になっていた。
組長の妻は、彼も巻き込まれたのではというのだが。
(表題作)マンションの一室で男が合成麻薬による不審死を遂げた。
近くでは、車と接触事故に遭った女性が、
被害届も出さずにその場を去っていた―。(「女の敵」)
ほか、姫川玲子が様々な貌を見せる全八編!



そっかぁ。姫川班解散して所轄に移動してたんだっけ。
所轄での事件のみならず、姫川班発足当初のエピソードや、
警察に入る前のエピソードなんかもあって、
懐かしいやら、なにやらほのぼのするやら。
事件を離れての人間関係なんかも楽しめてよいです。

んでもって次回はいよいよ本庁復帰してからの事件が読めるんだ!
って期待感もわいてきます。



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2017年08月30日

「殺意の対談」藤崎翔

人気作家・山中怜子と、若手女優・井出夏希。  
新作映画の原作者と主演女優の誌上対談は、表向きは和やかに行われたのだが、
笑顔の裏には忌まわしい殺人の過去が…。
同様に、ライバル同士のサッカー選手、男女混成の人気バンド、
ホームドラマの出演俳優らが対談で「裏の顔」を暴露する時、
恐るべき犯罪の全貌が明らかに!?
ほぼ全編「対談記事+対談中の人物の心の声」という前代未聞の形式で送る、
逆転連発の超絶変化球ミステリ!


目次を見ると
雑誌タイトル・誰と誰の対談

本文も雑誌の対談形式に
登場人物の心の声が記載されている。

ちょっと読みにくそうだなぁ。


と、思ったものの読み始めていくとすぐに違和感も感じなくスイスイ読めてしまう。
一つ一つも面白いが、その全てが何かしらつながっていて、
ほぉ〜。

個人的には最後は是非、莉奈の歪んだ性癖を満たして終了して欲しかったが、
イヤミスとともに、自分も歪んできているかもしれない。


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2017年08月28日

「満願」米澤 穂信

人を殺め、静かに刑期を終えた妻の本当の動機とは――。
驚愕の結末で唸らせる表題作はじめ、交番勤務の警官や在外ビジネスマン、
フリーライターなど、切実に生きる人々が遭遇する6つの奇妙な事件。
入念に磨き上げられた流麗な文章と精緻なロジック。
「日常の謎」の名手が描く、王道的ミステリの新たな傑作


山本周五郎賞を受賞。「このミステリーがすごい!」「ミステリが読みたい!」
「週刊文春ミステリーベスト10」の国内部門ランキングにて1位に輝き、史上初の三冠を達成
となると間違いなく面白いに違いない。
が、ハードルが高くなりすぎて感動が薄くなってしまう可能性も・・・・・・

そんな心配はありませんでした。
こんなことがありました。って事実の裏側には・・・・・
って話が進んでいくんだけど、どれもこれも
ゲッ!!!

個人的には「関守」にハマってしまいました。


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2017年08月26日

「放送禁止」長江俊和

不幸な出来事の続く大家族のドキュメンタリー。
ストーカー被害に遭っている女性への密着ルポ。
自殺を思い止まらせる癒しの集団での体験取材。
放送する予定で制作されたものの、諸般の事情から“お蔵入り”となった番組のテープ。
それらは、半永久的に倉庫の片隅に眠り続けている。
なぜ放送されなかったのか?そこには、どうしても放送できない恐るべき“真実”が隠されていた。
あなたには隠された真実が見えるだろうか…。


深夜ドラマだったんだ・・・・・・
ノンフィクションと勘違いして、局に問い合わせの電話が殺到したとか。

んで、結局どうなったの?
〇〇の疑問が解消されないままなんだけど?
と、投げかけっぱなし。
わざとそうしたらしいが。

その後の展開は読者の想像にお任せします。
的な小説も多いからありなんだけど、
どっちかっていうと、想像力乏しいので全ての答えがある方が好き。

でも面白かった。


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